いわさきちひろ作品の鑑賞しよう
いわさきちひろさんと言えば、黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」の挿絵で有名な画家で絵本作家。
「子どもの幸せと平和」をテーマとした作品を、1974年に肝臓がんで亡くなられるまでの間、多く残されました。
油彩画も多く手掛けていたものの、水彩画・絵本作家として大成しました。
1974年には、『戦火のなかの子どもたち』という作品で、ランプツィヒ国際書籍展同賞も受賞しています。
やわらかなタッチと、水彩絵の具のぼかし技法で描かれた作品は、とても美しく、女性的です。
描かれている人物はほとんどが子どもで、少女時代を戦火の中で送った作者の平和への祈りや、子どもが健やかに生きられる世界への願いが込められています。
そんないわさきちひろ作品を鑑賞することができるのが、長野県北安曇郡松川村にある「安曇野ちひろ美術館」です。
代表作の原画や素描、スケッチ、ちひろさんの人生において重要であったと考えられる出来事が、誕生から没するまで時系列に沿って紹介されています。
美術館内にはカフェがあり、ハーブティーの他、アルコールも提供されています。
作品を見た後に、印象や感動などを人々が語らい、深められる場所となっています。